ドラゴンボールやアラレちゃんなど、数々のヒット作を作り上げた漫画家「鳥山明」。2024年3月1日に急性硬膜下血腫で68歳と言う年齢で亡くなり、日本だけでなく世界中でも大きな話題となりました。そんな世界的大ヒットを生み出した鳥山明ですが、現役時代は莫大な年収をもらっていたと言われています。今回この記事では、鳥山明の年収や資産について解説していきます。
鳥山明の年収はいくらだった?
鳥山明が亡くなる前の年収は、14億8000万円と言われています。漫画家の平均年収は400万円ほどと言われている中でこの金額は非常に多く、漫画家の中でもワンピースの尾田栄一郎に次ぐ2番目の年収金額です。漫画の連載は2013年7月から10月まで掲載された「銀河パトロール ジャコ」が最後となっており、収入の多くは「印税」や「アニメ放送料」「グッズ売上」となっています。
ドラゴンボールの印税
鳥山明は多くの作品を手掛けていますが、中でも大ヒット作品が「ドラゴンボール」です。ドラゴンボールの累計発行部数は2億6000万部を超えており、114億円以上の印税が入っていると言われています。
マンガ以外にもゲームのキャラクターデザインを担当
鳥山明は漫画以外にも、ゲーム「ドラゴンクエスト」のキャラクターデザインを担当しています。亡くなるまでデザインを担当したのは、ナンバリングタイトルの11までとなっており、派生作品やリメイクを含めると30本以上です。
ドラゴンクエストシリーズの累計販売本数は8500万本以上。デザイナーへの報酬は、人や会社によって異なりますが、1本当たりの販売値段を6500円として0.5%が報酬で入ると考えると、総額27億6200万円の報酬が鳥山明に入っていると予想できます。
鳥山明の資産
鳥山明の総資産は、235億円以上と言われています。鳥山明が資産として所有している豪邸や話題になったことについて紹介します。
自宅は豪邸
資産として収入を得た金額の他に、所有しているのは愛知県清須市にある豪邸です。事務所のバードスタジオ(BIRD STUDIO)が併設されており、ここから様々な作品が生まれています。建物の外観は所々に曲線が使われており、黄色と白色のドラゴンボールをモチーフにしたような見た目です。土地面積や間取りなどは公表していないため不明です。場所が愛知県のため、土地や建築費用はそこまで高くないと思いますが、独自のデザインが施されているため数千万円~1億円はするでしょう。
資産は少ないと話題?
世界的大ヒットを記録している鳥山明。報道されている総資産額を見て「金額が少ない」と噂されています。
鳥山明は多額な収入があっても資産運用や浪費しなかったそうです。また、質素で控えめな生活を好み、派手な暮らしやメディア露出を避けていたことから、所有している資産についての報道が少なくなっています。資産の情報が少ないことから「資産が少ない」と感じる人もいるようです。
しかし、普通に考えると235億円は莫大な金額です。世界中で活躍する鳥山明と公表された資産額のギャップによってこの噂が広まったのでしょう。
鳥山明のプロフィールを紹介
鳥山明のプロフィールは以下の通りです。
- 名前:鳥山明(とりやまあきら)
- 生年月日:1955年4月5日
- 出身地:愛知県西春日井郡清洲町
- 死没:2024年3月1日(68歳没)
- 職業:漫画家、デザイナー
- 活動期間:1978~2024年
- ジャンル:少年漫画
- 代表作(漫画):Dr.スランプ、ドラゴンボール
- 代表作(デザイン):ドラゴンクエスト、クロノ・トリガー
まとめ
今回は、鳥山明の現役時代の年収や資産について解説しました。ドラゴンボールやドラゴンクエストなど大ヒット作品を多く生み出している鳥山明。亡くなる前の年収は、印税やアニメ放送料、グッズ費用などから14億8000万円以上と言われています。資産も公開されている物が少ないですが、ドラゴンボールやDr.スランプがモチーフの可愛らしいデザインとなっています。鳥山明の作品が好きな人は、この機会にもう一度ドラゴンボールなどを読み直してみてはいかがでしょうか。