世界中のツアーに参加し、多くの賞金を獲得しているプロゴルファー。日本の女子プロゴルファー渋野日向子は、2019年の「AIG全英女子オープン」で日本人選手として2人目の海外メジャー優勝を果たし、話題になりました。そんな渋野日向子の年収がすごいと噂になっています。今回この記事では、渋野日向子について解説していきます。
渋野日向子の年収はいくら?
2024年の渋野日向子の年収は、4億円以上です。2023年は海外ツアーをメインにし、調子を崩したことから年収は約2000万円。その時に比べて年収が大きく飛躍しました。
2024年はアメリカのツアーで準優勝しており、その時の獲得賞金が2億4000万円。加えて他大会の賞金やスポンサー料、テレビ番組などの出演料を加えると、4億円以上になることが予想されています。
ツアーで好成績を残したことから、2025年はスポンサー料が増えている可能性が高いです。結果次第ですが、昨年の年収を超える可能性もあるでしょう。
主な収入源
渋野日向子の主な収入源を紹介します。
賞金
渋野日向子の年収で圧倒的に多いのが、出場したゴルフツアーの賞金です。渋野日向子は2019年より米女子プロゴルフ協会が認定しているゴルフトーナメント「LPGAツアー」に参戦。2024年には全米女子オープンで2位になるなど結果を残しています。
2024年の渋野日向子は米国女子の賞金ランキングで14位に位置しており、獲得賞金額は約172万ドル(約2億4700万円)。年収の半分以上が賞金です。
スポンサー料
渋野日向子は様々な企業とスポンサー契約を結んでいます。契約を結んでいる企業の数は13社。1社あたり契約金1000万円を貰っているとして、1億3000万円になります。大手飲料会社サントリーとは、2020年より長期契約を結んでおり、他企業に比べて多くの契約金を貰っていると言われています。
テレビ出演料
渋野日向子はスポーツ選手ということもあり様々なテレビ番組に出演しています。過去にはフジテレビのスポーツ番組「ジャンクスポーツ」やお正月の風物詩ともなっている、とんねるずの「スポーツ王は俺だ!!」などに出演し話題になりました。
スポーツ選手のテレビ出演料は、10~300万円が一般的です。渋野日向子が2024年に出演した番組の出演料を合計すると約550万円と言われています。
渋野日向子のスポンサーを紹介
渋野日向子がスポンサー契約している企業は2025年現在で13社です。スポンサー契約している企業は以下の通りです。
- サントリー
- コムテック
- PINGゴルフジャパン
- 興和(バンテリン)
- 日本航空(JAL)
- LEXUS
- アディダス
- AIG損保
- タイトリスト
- Vポイント
- RSK山陽放送
- ミック工業
- キャンディル
- FULL SWING JAPAN
サントリーと長期契約
渋野日向子は、2020年より大手飲料メーカーのサントリーと長期契約を結びました。これにより、渋野日向子はサントリー所属選手として大会に出場することになっています。数々のスポーツ選手をサポートしてきた実績を持つ大企業だからこそ、渋野日向子の心強い存在となっているのではないでしょうか。
スポンサー契約の利点
プロとして活躍するスポーツ選手の多くは様々な企業とスポンサー契約を結んでいます。
スポンサー契約を結ぶことで、選手側は報酬や道具の提供、遠征費などをスポンサー企業に支援してもらえます。
企業側は、契約選手を起用したCMや選手のウェアに企業名を入れることでスポンサー企業を宣伝。また、提供している道具のフィードバックを貰い、より良い商品開発が可能になります。
スポンサー契約することで、サポートを受けられる選手と宣伝できる企業どちらも利点がありWIN-WINの関係を築いています。
ラウンド中や練習中にお菓子をほおばる、もぐもぐタイムも話題となっている渋野日向子なので、そのうちお菓子メーカーや食品メーカーがスポンサーとなるかもしれませんね。
渋野日向子の獲得賞金を紹介
渋野日向子の生涯獲得賞金額は約8億円です。年度別の獲得賞金額を一覧で紹介します。
年度 | 獲得金額 |
2019年 | 約2億3000万円 |
2020年 | 約5000万円 |
2021年 | 約1億2000万円 |
2022年 | 約8000万円 |
2023年 | 約7000万円 |
2024年 | 約2億6000万円 |
渋野日向子とは
渋野日向子は、岡山県出身の日本の女子プロゴルファーで、大手飲料メーカーのサントリーに所属しています。
試合中は笑顔を見せながらも強気な姿勢でラウンドに臨み、プレッシャーがかかる場面でも自分らしいゴルフを貫く精神力を持った人物です。正確なショットと、ここ一番の勝負強さに注目が集まっています。
また、渋野日向子は幼少期の頃からソフトボールを経験しており、ソフトボール選手とも親交があります。プロゴルファーとなった現在もソフトボールの普及に尽力しているそうです。
経歴
渋野日向子の経歴について解説していきます。
小学校時代
小学2年生の夏休み頃にゴルフと出会いゴルフを始めます。その年の12月頃にはソフトボールにも出会いスポーツ少年団に入団し、ゴルフとソフトボールどちらも並行して取り組みます。ソフトボールではピッチャーを務め、バッティングはゴルフに影響を与えることから左打ちに変更したそうです。
2010年の「岡山県ジュニアゴルフ選手権競技」では3位の成績を残しています。
中学生時代
2011年、中学校に入学しゴルフと並行しながら、最初は軟式野球部に入部しました。しかし、同年の「岡山県ジュニアゴルフ選手権競技での優勝をきっかけにゴルフ一本に絞ります。その後2012、13年どちらも同大会で優勝し、3連覇を果たしています。
高校時代
2014年に高校へ進学し、同年に「中国女子アマチュア選手権」で優勝。その翌年に行われた「全国高等学校ゴルフ選手権大会」で女子団体戦に出場し、大里桃子のいる熊本国府高等学校を抑えて優勝しています。
プロへの転向
高校を卒業した2017年にJLPGA(日本女子プロゴルフ協会)が開催するプロテストに進出。結果振るわず最終日のプレーができずに不合格となりました。
翌年、JLPGA最終プロテストに2度目の進出を果たし14位で合格。JLPGA90期生としてプレデビューします。その後ファイナルクォリファイングトーナメントで40位になり、翌年の前半に行われるJLPGAツアーの出場資格を得ます。
JLPGAツアー公式戦で優勝
2019年5月に行われたJLPGAツアー公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に出場し優勝。大会史上最年少として記録されます。
同年6月に行われた「アース・モンダミンカップ」で年間獲得賞金ランキング3位に浮上。8月のLPGAツアー「AIG全英女子オープン」への出場権を獲得します。
LPGAツアー初出場で優勝
2019年8月、LPGAツアー「AIG全英女子オープン」で海外初出場となった渋野日向子。当初は予選突破を目標としていたが、通算18アンダーで優勝を果たします。LPGAメジャー大会を初出場で優勝したのは史上2人目の快挙として国内外のメディアから大きな注目を集めました。
まとめ
今回は、女子プロゴルファー渋野日向子の年収や契約しているスポンサーについて解説しました。出場する大会の獲得賞金によって年収が大きく異なるゴルフ界ですが、様々なスポンサーと契約することで安定した収入を得ているようです。
渋野日向子は、2019年のLPGAツアー「AIG全英女子オープン」にて海外初出場で優勝するなど数々の快挙を達成しています。今後も活躍が期待されている人物なので、注目して応援しましょう。