自動車会社テスラのCEOイーロンマスクやアマゾン創業者ジェフ・ベゾスなど多くの富豪者を生み出しているアメリカ合衆国。平均年収などが気になる人もいるのではないでしょうか。
今回この記事では、アメリカの平均年収や日本との違いについて解説していきます。
アメリカの平均年収や中央値を調査
アメリカの平均年収や中央値について解説していきます。
平均年収
アメリカの平均年収は全体で見ると65470ドルと言われています。日本円にすると982万円です。
アメリカでは、平均年収が職種や地域によって大きく異なります。ここでは職業別ランキングと地域別ランキングをそれぞれ紹介していきます。
職種別ランキングTOP5
アメリカの職業別平均年収TOP5は以下の通りです。円換算は1ドルあたり150円で計算しています。
| 順位 | 職業 | 平均年収(ドル) | 平均年収(円) |
| 1 | 小児外科医 | 449,320ドル | 6739万8000円 |
| 2 | 心臓専門医 | 423,250ドル | 6348万7500円 |
| 3 | 整形外科医 | 378,250ドル | 5673万7500円 |
| 4 | 放射線科医 | 353,960ドル | 5309万4000円 |
| 5 | 皮膚科医 | 327,650ドル | 4914万7500円 |
地域別ランキングTOP5
アメリカの地域別年収ランキングは以下の通りです。都市部の多い州は平均年収が高めとなっていますが、南部や中西部の一部州では平均年収が低くなっています。
| 順位 | 地域 | 平均年収(ドル) | 平均年収(円) |
| 1 | マサチューセッツ州 | 86,840ドル | 1302万6000円 |
| 2 | ワシントン州 | 85,748ドル | 1286万2200円 |
| 3 | カリフォルニア州 | 84,448ドル | 1266万7200円 |
| 4 | ニューヨーク州 | 84,292ドル | 1264万3800円 |
| 5 | コネチカット州 | 78,572ドル | 1178万5800円 |
中央値
アメリカの年収中央値は約48000ドルと言われています。日本円に換算すると720万円です。
平均年収よりも17000ドル少なくなっている理由として、一部の高額所得者が年収の平均値を引き上げていることが考えられます。平均年収が高く見えても、実際に働いている人の大半は中央値以下の年収になります。
アメリカの年収と日本を比較
アメリカと日本の年収や中央値を比較した結果は以下の通りです。平均年収と年収中央値ともに日本はアメリカよりも大幅に少ないことがわかります。この違いは物価の違いを考慮しても大きな格差といえるでしょう。
| アメリカ | 日本 | 差額 | |
| 平均年収 | 約982万円(65,470ドル) | 約478万円(約31,867ドル) | 504万円 |
| 年収中央値 | 約720万円(48,060ドル) | 約430万円(約28667ドル) | 290万円 |
アメリカと日本で年収が異なる理由
アメリカと日本で年収が異なる理由は何故でしょうか。その理由について解説していきます。
給与体系が異なる
日本とアメリカでは給料の支払い体系が異なります。日本では働いた年数が長いほど給与が高くなる年功序列による給与体系が一般的です。アメリカの場合は、年功序列は無く個人の成果や能力に応じて報酬が支払われる成果主義の給与体系になっています。
この違いによってアメリカでは能力のある人が若いうちから高収入を獲得可能です。日本の場合、給与は安定して上がりますが、十分な年収額まで上昇するには時間が掛かるという欠点があります。
給与の期間が異なる
日本とアメリカでは、給与支払いまでの期間が異なります。アメリカの場合、年俸制が一般的となっており「年収~ドル」という形で提案されます。この年俸制によって転職する際に大きく提示額が上がっていきます。対する日本は、月額払い制となっており、加えて数ヶ月分のボーナスが支給されます。
給与の支払い期間は、アメリカが年間単位、日本が月単位の期間という違いで理解すると良いでしょう。
アメリカは残業代が出ない場合も
一般的に日本で正社員として働くと、就業時間を超えた分の残業代が支払われます。アメリカの場合、管理職や専門職は「exempt(残業代なし)」となる職種が多くなっています。残業代が出ない分、就業時間内に1日の仕事をしっかりと終わらせる必要があります。
福利厚生が異なる
日本とアメリカでは福利厚生が異なります。日本は健康保険や年金、雇用保険などが国の制度で備わっており社会保険が全国一律です。対してアメリカは、国民皆保険がないため会社ごとに提供している医療保険と契約します。やや高額な自己負担となるため、給与だけでなく福利厚生も含めて総合的に判断していると言われています。
アメリカを代表する富豪を紹介
アメリカを代表する富豪を紹介します。
イーロン・マスク
イーロン・マスクはアメリカの実業家で電気自動車メーカー「テスラ・モーターズ」や宇宙開発企業「スペースX」など複数企業のCEOを務めています。2025年にはトランプ政権の政府効率化省(DOGE)の事実上トップを務め、無駄な支出がある政府機関に対しメスを入れるなど活躍を見せます。
2025年にはフォーブスが発表した世界長者番付にてイーロン・マスクは1位を獲得。総資産額は約51兆円と言われています。
マーク・ザッカーバーグ
マーク・ザッカーバーグはアメリカのプログラマーでFacebookを立ち上げた人物です。学生時代に音楽再生用ソフトウェアの開発や、ハーバード大学のネットワークセキュリティを破り生徒の写真を使ったランキングサイトなどを開発。自由で公然とした情報の利用を可能にすべきと考えSNSサイトFacebookを立ち上げます。
2025年現在、41歳という若さで多くの資産を獲得。フォーブスの世界長者番付2025では総資産額約32兆円4000万円で2位を獲得します。
ジェフ・ベゾス
ジェフ・ベゾスは、アメリカ「Amazon」の創業者で米新聞「ワシントン・ポスト」のオーナーを務めている人物です。
ウォールストリートでキャリアを経て、インターネットの将来性に着目。後のAmazonとなるオンライン書店「Cadabra.com」を設立し、成功を収めます。
2013年にはアメリカ有力紙ワシントン・ポストを買収し、大きな改革を行います。デジタル版やモバイル版などメディアとテクノロジーの会社として再出発を図っています。
ジェフ・ベゾスが得ている総資産額は約32兆円2500万円です。2025年フォーブス発表の世界長者番付では3位を獲得しています。
まとめ
今回は、アメリカの平均年収や日本との比較について解説しました。
アメリカの平均年収は日本円で約982万円と日本よりも504万円高くなっています。日本よりも年収が多い理由として、アメリカは成果主義で個人の成果や能力に応じて報酬が支払われます。日本では年功序列により長年務めていないと給料は上がりませんが、アメリカは成果主義のおかげで若い人でも多くの年収を稼ぐことが可能です。
興味のある方は、アメリカで成功した富豪達が、どのように成果を出したのか調べてみてはいかがでしょうか。
